ゴヨウツツジってなに?

ゴヨウツツジの花

お印のお花

ゴヨウツツジ(五葉躑躅)やシロヤシオと呼ばれるこの花木は5月~6月に真っ白な花を咲かせる、ツツジ科の花木です。東北から近畿、四国にかけて太平洋側の山地の岩場などに生える落葉低木で、敬宮愛子さまのお印の花として一躍有名になりました。毎年季節になると那須御用邸で白い花を咲かせているのです。皇太子ご夫妻は愛子様にこの純白のようなゴヨウツツジの花のように純真な心を持った子供に育ってほしい、との願いを込められたとか。

ゴヨウツツジの紅葉

花言葉と名前の由来

花言葉を「愛の喜び」「上品」といい、記念樹やシンボルツリーとして、一般のお庭や公共の施設で大変喜ばれる花木です。ゴヨウツツジの名前の由来は五葉躑躅の文字通り、枝先に5枚の葉が輪生状に付くことから名付けられました。
また、花の落ちた秋には残された葉が真っ赤に紅葉し、季節の移り変わりとともに美しい姿を楽しむ事が出来ます。

なぜあまり目にしないの?

ヤシオツツジ

希少なゴヨウツツジ

ヤシオツツジ(ゴヨウツツジ・アカヤシオ等)は挿し芽ができないため、種から育てる(実生)必要があり、大きな苗ほど高価です。大きく育つ迄にが大変な手間隙がかかり、長い時間をかけて少しずつ育てるほかありません。市場におけるゴヨウツツジかとても小ぶりであるのはこのためです。実生のものに比べ、野生種の(山採り)ゴヨウツツジは大変見事ですが、一般にお楽しみ頂けるまでに根付けさせ、準備するまでが大変難しい花木です。「ゴヨウツツジ研究園・おぎわら花木」の園内では、丹誠込めて手入れを施した樹齢100年から数百年を超える、国内でも大変希少の高い大きななゴヨウツツジをご購入頂けます。

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ゴヨウツツジの育つまで

種の管理

ここで、ゴヨウツツジを種から育てる場合(実生)の行程をご紹介いたします! まずは、種の管理です。写真がゴヨウツツジの種。園内施設で大切に保管しています。実生の行程を丁寧に説明してくれるのが、地元で「ゴヨウツツジ博士」の愛称で親しまれる代表の荻原さん。山のことなら何でも知っている花木の名手です。

ゴヨウツツジの種 「ゴヨウツツジ博士」の荻原さん 育てる

小さな芽

園内ではゴヨウツツジを育てる苗床が広がります。素人目では何も育てていないのでは?と思ってしまう風景です。ゴヨウツツジの種を植えてから2年経ってやっと小さな芽が出た所。5年以上経ってもまだまだ小さな苗木です。途方も無い時間と手間隙がかかる事が伺えます。また、野生種のゴヨウツツジは更に育ちが遅いそうです。

aゴヨウツツジの苗床 芽 育てる ▲TOPに戻る

ゴヨウツツジのトリビア

ゴヨウツツジの幹の根 樹齢

幹の根に注目

ゴヨウツツジ博士の荻原さん曰く、ゴヨウツツジの樹齢は幹の根を見ればおおよその検討がつくとのこと。うねるような根元は長い年月をかけて育ったゴヨウツツジの証。花木に詳しい方はこんな所で価値を見いだすのだとか。専門家ならではのトリビアです。皆さんも是非、ご機会があれば実際に確かめてみて下さい。

ガサガサとツルツル

ゴヨウツツジとアカヤシオの区別、皆さんはお分かりですか?特に花の咲く前の幹のみでの区別は素人目には検討もつきません。 が、実はとっても簡単な見分け方があるんです。ゴヨウツツジの木肌はガサガサなのに対してアカヤシオの木肌はツルツルなんです。

ゴヨウツツジの木肌(ガサガサ) ゴヨウツツジの木肌(ツルツル) ▲TOPに戻る

園内の様子と仲間達

ゴヨウツツジ博士は自然と友達

ゴヨウツツジ博士の荻原さんの周りには常に野生の動物達が集まってきます。この日は山から飛んできた野生のムササビが荻原さんの懐に飛び込んできました!まるで言葉を理解しているかのように、ムササビはなかなか荻原さんから離れません。夕方近くになると、園外に広がる大自然へと飛び立っていきました。園内では特別天然記念物のニホンカモシカにも出会う事が出来ます。このニホンカモシカは小さかった頃に山中で出会った荻原さんから離れようとせず、その後幾度となく山に返しましたが、結局は荻原さんのもとへ戻ってきてしまったのだそうです。現在は正式な許可を得て、荻原さんが園内で保護しています。

野生動物 ムササビ 特別天然記念物 ニホンカモシカ

撮影に訪れたこの日、見つけたのはふきのとう。春の訪れを感じます。たらの芽でおなじみの楤木。こんなトゲトゲの木だなんて、皆さんご存知でしたか?このトゲが立派なほど良いのだとか。季節が変われば、美肌の効果もあるというハタケシメジやザクロを楽しむ事が出来ます。『ゴヨウツツジ研究園・おぎわら花木』にひとたび足を踏み入れれば、喧噪を離れた別世界が広がります。荻原さんが造園した園内と隣接する貯水池には野生の鳥や動物が集まる事も相成って、季節折々の大自然を肌で感じながら様々な花木を吟味することが出来ます。

ふきのとう たらのめ たらの木 ▲TOPに戻る